開業に必要な資金を考えよう!
開業に必要な資金の計画を立てましょう。いくら立派な開業計画を立てても先立つ資金がなければ実現は難しいものです。いざ、店舗を構えてはみたものの資金計画が甘く、数か月で焦げ付くケースが多く見受けられます。
1. 店舗に係る費用
店舗を賃貸で計画する場合、店舗家賃・駐車場代は大きさ、場所によって大きく変動しますが、通常は開業の12~6ヶ月前から準備に取り掛かる場合が多いようです。
店舗家賃は開業月からでなく、内装準備等があれば準備月から発生することもあるので、その分も資金計画に入れておきましょう。
また、外観・デザインは開業後の経営に大きく影響するので、コストパフォーマンスの高い業者にお願いしましょう。
店舗に係る費用
- 不動産業者への仲介手数料
- 敷金などの保証金
- 設計料
- 内外装・設備・看板工事
- 家賃
2. 店舗以外に係る費用
開業時には店舗以外にも様々な費用が発生します。店舗以外のものも資金計画に入れておくことが必要です。
店舗以外に係る主な費用
- 店内の備品(レジ、イス・テーブル、装飾品、調理器具、食器類、)
- ユニフォーム
- デザイン関係(メニュー表、ロゴ)
- 消耗品
- 広告・宣伝
店舗、店舗以外の費用だけ準備しておけば大丈夫というわけではありません。
予定外の工事が必要になったり、その他、運転資金などの予備費も必要です。
予備費は総額の1~2割を目安に考えておくといいでしょう。
自己資金のみで開業するのはほぼ不可能です。一般的に必要な開業資金の3分の1は自己資金、不足分は公的資金や金融機関から借入を行います。借入金は必ず返済をしなければいけないので、しっかりとした返済計画を立てることが必要です。